光と影②
昨日の続きです。
光が差したメンバーもいれば、同じレベルにいるのに結果が出ないメンバーもいます。
どうして自分は駄目なんだろう。
同じくらい、それ以上に努力しているのに。
なぜ?
私がスカイハイを作る前、まだ30歳前後にも中学生を10年くらい教えていた頃、
今のメンバーの様に、練習も熱心でその頃のメンバーの中でも一番、二番で上手いのに試合で勝てない、そんな彼が私に泣きながら「勝ち方が分かりません。大会で他の学校の奴等が馬鹿にしてる。同じ学校の仲間も影で笑ってると思います。」
たぶん、実際はそんな事はなく、同じ学校の練習に来てたメンバーも「アイツはこんなもんじゃない」って居ないところで言うくらい認めてるのですが、自分自身が自分を信じていない。そんな状況で相談してきた彼に
じゃあ練習辞めるか?辞めても誰も怒ったりしない。だけど負け犬ってのはやる前から「きっと出来ない」ってやらないヤツだけだ。
お前は挑戦者だろ?挑戦者はいつも笑われる。勝てるわけないって馬鹿にされる。だから逃げたって誰も何とも思わない。
ただ、挑戦を影で本気で応援してくれる人達がいるこだけはを忘れるな。
そして、勝者も笑われる挑戦者だったし、今だって挑戦者だと俺は思うそ。
今が上手く出来ない「底」ならここからは「Go up and never stop」上にアガっていくだけなんだから。
彼はその後、そんな悩んでたのか?って思うくらいあっけなく個人も団体も最後の夏の県大会に出てましたが、彼と彼が30歳ぐらいの頃に偶然会った時に彼の方からあの時イタかったですね…だけど、挑戦者は笑われるって今でも忘れられない言葉ですよ。そう言ってました。
私も若かったですね…
彼は、もし結果が出てなくても腐らずに高校でもソフトテニスやってたと思う。そう笑ってました。
結果がついてくるのは一握りの人だけです。
ただ、努力を続けた人にしか可能性を上げることは出来ないよと言うお話。
最後に青臭い事を一言。
勝負の世界は挫折した事を知って受けとめた奴だけが強くなる
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