涙も雨も…

この頃、ブログ書いてない。
娘から、夏の大会がなくなったと聞いた。
娘から、7月で部活が終了と聞いた。
終わりの始まりが無い、終わりの宣告。

「大会がしたかった」

スカイハイメンバー全員の願い。

彼女たちは知らない。
区切りのつけかたを…

⚪-⚪-⚪-⚪-⚪-⚪-⚪-⚪-⚪-⚪-⚪-⚪-⚪-⚪-⚪
私は中学も高校もソフトテニスに自分が何者かを知るためにしていた気がします。
強い敵に勝ちたい!
勝つためには努力するしかない。
努力だけでは勝てない。
一人で勝てないならペアと。
ペアで勝てないならチームで。
ペアの後衛がポイントを取れば自分以上に飛び跳ねて喜び、
チームがピンチの時は誰よりも恥じらいもなく大声で応援し、
大会の度に喉を潰し喋れなくなる…それで良い。それが自分の
アイデンティティ…自己同一性だと自覚しました。

だからこそ
【最後】の大会、後戻り出来ない大会を経験させたかった。
私は中学の時は家に帰って、結果を伝え、風呂に入れと言われ、湯船に浸かってから誰にも知られたくなく、大泣きしました。
高校の時は、全身つった一つ下の後輩をおんぶしてコートを出るときに首筋に人目を気にすることもなく男泣きする涙を感じ、堪えきれず泣きました。
勝って終われるのは全国で1ペア、1チームのみです。終わりは基本、負けです。

ですが、終わりがはっきりしてたので努力出来ました。

また、その時の経験があったから、社会の荒波を乗り越えてこれたと思います。

たぶん、私の人生は勉強だけしていたら精神的に乗り越えられなかったと思います。

もちろん勉強頑張っていたら違う人生だったかもですが。

ただただ、区切りをつけさせてあげたかった…と言うお話。

SkyHigh

愛知県稲沢市の ソフトテニスクラブです。 クラブ名であるSkyHigh(スカイハイ) という名前の由来は、 目標や気持ちに 上限を決めないように、 空高く、心豊かになってほしい という意味です。