出来ない人が笑うだけ
この写真のメッセージは、今年の正月にスカイハイのオープンチャットに
『みんなの今年の目標を書いて』
と伝え、メンバーが書いた目標です。
中学生、高校生入り交じってますが、みんな思い思いの宣言をしています。
余裕で届くのは目標ではないです。
なので、中学生で西尾張と書いているメンバーはまだ当時1年生で、地区大会も一回戦突破出来るのか…って思うくらいです。勇気を出して宣言したなと褒めてあげたいくらいです。
スポーツの世界で成功した方々が良く言われる言葉に
『宣言できない人は、一生たどり着ける事はない』と言います。
一緒にするのは失礼かもしれませんが…
あの二刀流のメジャーリーガーも二刀流を宣言して最初は『無謀』『非常識』『出来るわけがない』『言葉だけ』『どうせ失敗する』『若気の至り』『絶対無理』『野球をなめてる』etc …散々メディアに経験者に否定され、ほとんどの人に笑われてました。
陸上で100m走で『9秒台は夢じゃない!』と言っていた選手達を挑戦していない人達が『言ってるだけ』『ビッグマウス』と笑っていました。
もちろん、目標を宣言して達成できなかった人達は何倍もいます。
私は、自分に負けるのは
『挑戦する前から「きっと出来ない」ってやらずに逃げる人』だと思ってます。
私は試合に出る選手を送り出す時にいつも、今までも毎年思ってます。
コートに立ったら相手が強くて有名でも、胸を張って
『俺が勝つ!』
『私が最強!』
流れる汗を拭う事も忘れるぐらい集中して、自分にしか聞こえない声でも良いから言って欲しい。
先日も、メンバーが決勝で試合をしていたのですが、周りの観客は優勝したペアの圧倒的な強さを見て歓声を上げていました。スカイハイのメンバーは何度も『勝てない』って言葉を受け入れようとしていたかもしれません。そんな仕草が何度も見えそうでした。
周りの相手チームの関係者や私達以外の観客は逆転の可能性は0%と思っていたかもしれません。
私は2人の事を1年生の途中からずっと見てきました。テニスでもテニス以外でも色々悩んだり、モチベが下がる時も、乗り越えて成長する姿も見てきました。だから絶望的な状況でも2人の表情を見ながら思いました。
『勝てる可能性が0%って言ったら諦めるのか?そんなヤワじゃないよな、2人は』
諦めてない、負けることを拒絶したいと思ってる2人に私が出来ること…応援するしかないだろ。ここにも諦めてないオッサンが居るって、まだ可能性があるって2人と同じ様に思ってる人間が居るって。
まぁ~クスクス笑われましたよ。
『誰?、あの人』(自称コーチだ!)
『一人うるさいんだけど』(そっちのポイント取った時の歓声と同じくらいだろ)
『えっ?どっちかのお父さん?』(オトンだ!文句あっか!?)
試合には負けてしまいましたが、軽く負けたのではなく全力でした。
可能性がありました。
メンバーの中には『スカイハイに入るのが遅すぎました』と言ってる子が居たのですが、私は「少しでも早くからあがき始めた方が良いとは思うけど、オトンはその努力は無駄じゃなかった、1stサーブの確率が最初の頃と比べて段違いで入るようになって今日もオトンの前でエースも取って…成長したなって本当に思うよ。」
人に遅すぎるなんて無いです。
たった1つのプレーかもしれませんがメンバーの子が遅すぎると思ってる後悔の全てがこの1プレーに繋がってたのだから。
自分を誇って良いんだよ。
まだ県大会もあるし、中学生の最後はまだ先です。
まだ時間はあります。みんな今を全力で駆け抜けてください!
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