ニコイチ
ブログは書く予定じゃなかったけど…もしかしたら眠れない夜を過ごしてるかもしれないスカイハイの高校3年生に向けてのメッセージです。
上手い下手はともかく、みんな本当にスカイハイの練習では一生懸命でした。
時には、遊びそうになったり、ダレる時も散漫なプレーをした時もあったけど、注意すると誰もが集中して自分の事でなくても自分の事の様に捉えて練習してくれた。
おトンはみんなにとって厳しいコーチだったかもしれないです。
おトンはそれで良いと思ってます。
みんなが道に迷った時に希望の光を示せるように、道を間違えないように、嫌われても言わないとと伝えてきました。
ソフトテニスの個人戦は、個人と言ってもペア戦です。
ひとりが調子が良くてももうひとりが体調不良だったり、いつものプレーが出来なかったりする。
高校最後のインターハイへ続く道は負けたら終わりです。
だから
高校3年生のメンバーに伝えたい。
みんなは『ニコイチ』なんだよ。
私立の強豪校は毎日練習出来る環境で、基本的にサボる事も出来ず(サボりたいと思う子達は少ない、みんな本気だから)みんな同じ境遇になるけど、公立高校は『自分で環境を作る』事が大事です。スカイハイにいるのもそのひとつだと思います。
だからこそ、みんなの今までの行動は「本当に努力してる」
勉強や友人との遊ぶ時間や恋愛の時間も持ちながらも「ソフトテニスに時間を捧げてた」
自分と同じ思考出ない2人がペアを組んで試合に出る。
それだけで『スゴいこと』なんだよ。
おトンは高校2年の時も、3年の時もインターハイに行けるって周りに言われてたけどいけませんでした。
2年の時は先輩に『オレのせいでごめん』と泣いて謝られ、3年の時も1番手の後衛に「正ちゃんごめん」一応当時は2番手だったニシとイクちゃんがインターハイ決まった時にもペアが謝ってきた…
その時も、いいえ、ずっと思ってました。
「自分のせいで負けたんだな」と。
今だから分かります。周りのプレッシャーが大きかったのだろうって。
菱田と組めば勝てる…インターハイ行ける…これは私のペアにとってはストレスだったろうな、そう思えます。
メンバーのペアだって「自分なりに努力したり、色んなモノを犠牲にして練習時間を作って一緒にやってきた」
もっともっとと求められて悩みながら練習を選んだ日も多いと思います。
だからこそ、調子が悪い時も大事なポイントをミスした時も試合が終わる最後の時間まで支えあって、誰よりも味方になって、自分の事の様にポイントを取ったら喜んで欲しい。
全部含めてニコイチなんです。
ワガママな自分とペアを組んで一緒に歩んでくれたペア
勝つも負けるもどっちのおかげもどっちのせいも無いです。
ニコイチだって忘れずに明日は流れる汗を拭うことも忘れるくらい駆け抜けてください。
感謝しながら眠りについてください。
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